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zoom RSS 途中下車でも生きられる 邱永漢

<<   作成日時 : 2010/04/08 20:29   >>

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学生時代の友達は、社会へ出てそれぞれ違う道を歩むようになると、顔を合わせるチャンスもめったにないし、たまに顔を合わせても、話題に困ってしまう。お互いに進む道が違ってくると、考えていることも違うし、生活のレベルも格差がついてくる。
私は「同窓会に行かないわけ」という一文をかいたくらいだから、あまり同窓会には出席しないほうだが、たまに出席をしても、話をしていてリズムの合う相手は幾人もいない。そういう昔の友だちよりは、いま現に仕事の上でよく顔を合わせている友人のほうが呼吸もあうし、お互いに助け合うこともできる。家族ぐるみの付き合いをしているのもたいていそういう人たちである。
「古い友人」もよいものだが「今の仲間」のほうがもっと大切である。学生時代の友情など、時がたつにつれて風化してしまい、実生活の上で占めるウェイトはますます小さくなってしまう。
しかし、そういうことはそういう友人を持つチャンスに恵まれたことのない人にはわからない。だから、学生時代の友達などさほど重要なものでないことを知るためには、やはり大学へ行ったほうがよいのである。

「貧」という字をみてもわかるように、パッパと貝(お金のこと)を分けてしまうので、気がついてみたら貧乏暮らしをしているというだけのことである。こういう人たちを商売の相手に選べば、商売がしやすい。

仕事のために借金を利用しているか、それともミエのために利用するのか、その区別ができているかどうかである。借金をして金持ちになりたいと考えている人は、借金したお金の用途をはっきりと決めておく必要がある。

お金持ちになりたいと思うなら、借金を上手に利用する必要がある。借金の用途を、お金の儲かる事業とか、財産作りに限らなければならない。そのくらいのことは、事業をやるほどの人なら誰でも知っている。しかし、お金を借りることが用意でなかった時代にはどのくらいお金を借りることができたかが勝負のしどころであったが、借金が簡単にできるようになると、ついお金を借りすぎるきらいがある。いくらお金を動かす能力にたけた人でも、気がついてみたら、借金の大海に埋まっている自分を発見しかねない。
もちろん借金をする人は自信があって借金をする。しかしこの自信は過去の体験のなかで積み上げられた自信であっていついかなる時代にでも通用するとは限らない。たやすくお金が借りられるということは新規の投資が少なくなったということであり、新規の投資が少なくなったということは、お金の儲かるチャンスが少なくなったということである。

他人のお金を利用する人は、自分でブレーキをきかさなければ、借金の海の中で溺れる心配がある。上手に借金を利用できる人は、上手に舵をとれる人のことでもある。それはちょうど料理の上手な人が絶えず細心の注意を払って包丁を使いこなすのと同じ。包丁は少し油断すれば、いつでも指をケガさせる危険な道具なのである。

独立自営で生きていきたかったら、むしろ早くから独立して自分で体験したほうが効果的である。たとえ失敗をしても、失敗の中から覚えることが肝心で、失敗によって生じた損失は授業料と思えばと割り切っている。

人は損をして覚えたことはよく覚える。負け惜しみに聞こえるかもしれないが、社会へ出てからの勉強が本当の勉強だから授業料を惜しむわけにはいかないのである。
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上記著書「途中下車でも生きられる」より抜粋

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