Take it ez !

アクセスカウンタ

zoom RSS Number 778 カズに学べ

<<   作成日時 : 2011/05/23 01:54   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

三浦知良さんインタビュー
次の日から大分戦の遠征に出ることになっていた。大分戦はもちろん中止になるわけだけど、この段階ではまだ次の週は試合があるかもしれない、という感じ。ところが、時間の経過とともに、次の週にサッカーなんかできるはずはないとなって、もはやスポーツなんかやっている状況じゃないとなっていった。
それでも、地震の翌日の土曜、日曜は練習をやった。僕らにできるのは、練習しかないから。

試合前に監督のピクシー(ストイコビッチ)からの支持はゼロ。ただ、最初「残りの15分で出す」といわれて、オレは15分しか持たないと思われているのかって、ちょっと気分を悪くした。同じ時代にサッカーやってきてそれはないだろう、試合前日に練習やっているのだって見ていただろうって。オレは横浜でも練習やってんだよ、キャンプも端r抜いてきたんだよ、って思った。でも、ピクシーは実際には「後半15分からだすけど大丈夫か」って訊いてたんだけどね。英語だったから聞き間違えてしまって。
あのゴールは本当に本能だった。普段の練習でやっていたものが出たんだと思う。ずっとやってきたことの積み重ね。

僕自身は、あの一点がこんなに影響力があるとは思っていなかった。ただ、あとから、毎日同じことを続けること、コツコツとやっていればいいこともあるということが、おおくの人々の気持ちとつながったのかな、と思った。あきらめないとか、勇気をもってとか、そういうキーワードとそんな僕の姿勢がリンクしたのかな、と。

ここまでこられたのは、全部タイミングでしょう。努力もしてなければならないし、運もなければならないし。
ワールドカップにいけなかったのは、やっぱり自分が努力しなかったからだと思っています。あのとき、もっと練習して、私生活ももっと気をつけなければいけなかったんだな、と。それをやらなかったから、いけなかったんだと思う。
もちろん当時はそういう風に考えられなかったこともあるよ。日本代表をそこまで引っ張ってきたのは、自分だという自負もあった。でも最終的にいけなかったのは、自分の努力がどこかで足りなかったんだといまは思っていますよ。
ワールドカップは一例だけど、とにかく、大事なのは、普段の自分の姿勢なんです。地に足がついているか、浮き立っていなかったか、調子に乗っていなかったか努力を怠っていなかったか。そんなことがちゃんとできて初めて、底に落ちたときも、底から這い上がってこられるんだと思う。だから、もし運といものがあるとしたら、それもまた、普段の生活や練習の態度が大きく関わってくるような気がする。自分の態度、発言、振る舞いがしっかりしていれば上がっていくような気がする。それは結局毎日の積み重ねなんです
たとえば、それは本当に小さなことだったりする。忙しくて、練習後んちゃんとサポーターにサインができなかったとするじゃない?そんなとき、なんで自分はもっと心に余裕が持てなかったのか、なんでやさしくしてあげられなかったのか、とあとからものすごく反省したりする。
もちろん、自分の事情もいろいろあるわけです。紅白戦に出てもあまり調子がよくなくて、負けた。自分のプレーも全然ダメ、それで帰るときにサインくださいといわれても、気持ちよくできないわけですよ。でも、そんなときはあとから反省するんです。

人生には山や谷があって、僕は谷のときでもそこはそこで楽しんでいるんだと思う。プレーすることをやめない限り、僕には谷なんてないんだろうな、と思う。
最近よく「なんでカズさんはモチベーション高くいられるんですか」って、藤田俊哉とか横浜FCの選手とかいろいろな人から訊かれる。僕はやっぱり、人生を楽しんでいるからだと思う。
サッカー一筋でやってきているけれど、そのためにはいろんなことをしている。基本的に自分の好きなことをやっているんだよね。だから続く。外に出て、いろんな空気を吸って、いろんな環境に飛び込む。いろんな人に会う。それがいいんじゃないかと思う。だから、脳がいつも刺激を受けているし、新鮮でいられる。
サッカーのための人生だけど、その人生も、もう思い切り楽しむという、それが結局、サッカーのモチベーションや集中力につながっていく。それがいままですごくうまく回ってきたという気がするよね。
みんながモチベーションについて訊くということは、モチベーションを長く保つのは大変であるということの裏返しでしょ。練習のモチベーションにしても、実は常に試合に出ているときは持ちやすい。でもたとえば去年の僕の試合での使われ方がそうだったように、後半のちょっとした時間でしか使われないとなってくると、こんな苦しい練習はないってことでみんな辞めていっちゃう。
ところが、僕は違うんですね。出られなかった悔しさ、つかわれなかったことの悔しさ、1分も使われなかったときのむしゃくしゃする気持ちというのは、10代、20代のときとまったく変わらず、いまも持ってる。「おれももう44歳だし、まあ仕方ないや」なんて思ったことは一度もない。なんでつかわないんだよ、このクソ監督、ぐらい思ってやっている。だから、1つ1つの練習もそうだし、試合に出たときもそうだけど、自分はできるんだということを証明したいとプレーしているよね。それがまた楽しいわけです。いろんなことが楽しくなってくるわけですよ、年をとってくると。

どんなときも僕は腐らないですよ。

いまでも変わらず、試合で満足いくようなかたちで使われないとき、毎回、こんなチーム辞めてやるって思う。でも、次の日に練習すると、また違うアイディアがひらめいたりして、すっきりする。そんな感情的になるなよ、ともうひとりの自分が話しかけてきて、再生しちゃうんです。練習やっていれば、がんばっていればいいことあるよ、みたいな声がどこからか聞こえてくるんですね。たぶん、いま、僕がサッカーを続けていられるひとつの理由は、毎日毎日まだ新しい発見があるからなんだと思う。プレーをしていて「あれ、オレまだこんなプレーができるんだな」「ここでこう勝負したら入っていけるんだな」とか、そんなことを体感している。昔は、体のほうが先にいっちゃってたけど、いまは考えて体を動かして、何か学んでいるという感じになる。それはできなかったものができるようになったというわけじゃなくて、あまりやってなかったことがコンディション次第でまだできるんだ、という類の発見です。
たとえば練習だけでなく、ついコ野地だモ、試合中に新たな発見というか、学びがあったんです。それは、トラップしたときの体のわずかな角度によって新たなボールコントロールができたということなんだけど、だれも気づかないようなその細かいディテールが自分の中では発見だったし、学びだった。44歳のいまでも発見があるとはそういうことなんです。

僕は30代のとき、インタビューとかでも、「経験」という言葉を口にしていたでしょ。でも、自分でも実は全然そのことがわかっていなかったんだと思う。いま、40歳をすぎて、本当の経験の大事さっていうのがわかってきたような気がする。
経験って、長くやって、試合をたくさんやってきたからじゃなくて、精神的な、生活の落ち着きも含めて、人生で学んだことも入ってくるんです。それも含めての経験なんです。

20代、30代のときには絶対に考えないこと。40代に入って、気持ちの余裕みたいなのが間違いなく出てきている。

僕はいま、練習量を落とす気もないし、若い選手に負ける気もしない。逆に、そこのモチベーションが保てなくなったときは僕がサッカーをやめるときでしょう。いま、毎日、若い選手と同じメニューでタイム争いをして、それができるというのが僕の自慢で優越感なんです。そして、それが自分であることの何よりの証拠でもあるんです。



児玉光雄 鹿屋体育大学教授 協力  日比野恭三 文

学ばない者は人のせいにする。
学びつつある者は自分のせいにする。
学ぶということを知っている者は
誰のせいにもしない。
僕は学び続ける人間でいたい。

アスリートの言葉には、一流になれる人と、そうでない人の違いクリアに出る。一流にんる人は、まず何より自分中心。
「もともと監督の指示や戦術はまったく頭に入っていない」
カズもリーダーに頼ることなく、自分の個性を発揮することに全力を尽くしてきた。そして、自分はもっと成長できる、まだ見ぬ自分にめぐりあえる、そういう好奇心を持っているようです。
カズを一流たらしめているエゴ。しかし、エゴを貫くには相応の準備が要る。
「調整と思って臨んだ練習なんて一度もない」
試合で最高のパフォーマンスをするたえに、心身をベストの状態にもっていくという気持ちがすごくつよい。
そのストイックさが、アスリートとして戦い抜く身体を今も維持しているのではないでしょうか。
これはイチローとも共通している点です。

長く第一線で活躍するアスリートの特徴として、3年後にこれくらい、5年後にこれくらいって目標を立てる選手は難しい。この一日、目の前の試合が最後なんだという切迫感を持っている選手は、その連続でどんどん成長していくもの。
「そのときそのときで目一杯やっていく、その積み重ねが僕のいま」

「人生は成功も失敗も五分なんだ。そこで、あきらめる人とあきらめない人の差が出る。僕はあきらめないよ」
「日本代表に関してカズ不要論がわきあがったころだ。コンチクショウと思った」
苦い経験があったからこそ、人一倍の粘り強さがあるのかもしれない。
「40歳でみんながやれなかったことをやってみたい」
常識を覆すことを快感としている

★カズさんへのQ&A
一晩でつかった金額は最高いくらですか
ガンバ大阪 遠藤保仁
300万ぐらいです。

カズさんが考える「かっこいい人間」とは?
ずっと変わらない人だと思う。それは考え方じゃなく、基本が変わらない人。流行り廃りに影響されない人。たとえばずっと1つのものをこだわって作り続けている職人さんとかね。そういう人は顔に刻まれるしわの深みが違う。その点、僕はまだまだ若造です。

カズさんの人生で、もっとも心を打たれた言葉は何ですか?
17歳のころ、ブラジルで悩んでいた時期にある人からいわれた「考えるだけじゃダメだ。考えて、前に進め」という言葉。
1センチでもいいから前に出る。前に出ようとする心を持つことの大切さ。

走って汗をかく、事務にいって筋トレをやる。挫けそうになったときは、とにかく汗を出して気持ちを切り替えるのが一番いい。本当にいろんなkとが晴れやかになる。

練習でコツコツ積み重ねて、試合でできるようにする。それしか自信をつける方法はないと思う。

試合に出て活躍すること、自分にしかできないプレーをすること

栄光は自信につながり、挫折は踏ん張る力を与えてくれました。

一生懸命やっていればやってるほど、否定されると傷つくんですよね。
ちょっと批判されるぐらい、宇宙規模でいったら果てしなく小さいことですからね。自分の悩みなんて、宇宙規模で考えればものすごく小さい。最近はそういう風に考えるようにしています。

カズダンスの練習はするんですか?なぜやろうと思ったんですか?
昔は鏡の前で練習したこともありました。これ、基本はサンバのつもりだったんです。昔、カレッカがゴールしたあと、コーナーフラッグのあたりで踊った。それが原型で。でも、やってるうちにどんどん変わってきて、いまやサンバとはいえないステップになっちゃいましたね。ちなみに試合で最初にやったのは1992年、国立でやったゼロックス・チャンピオンズ・カップ決勝、トヨタ戦でゴールを決めたときです。


中村俊輔インタビュー

練習時間を充分にとらないと筋肉にきちゃうし、終わってからのケアも長くとるようになった。そのぶん、いまはシュート練習なんてほとんどしない。それよりもあのときのターンをこうするために、明日の練習でこうやってみようとか。あのときのスルーパスはこっちの選択もあったなとか。まあ、昔からそうだったけど、そういうイメージのトレーニングが多い。

あとでこれをやっておけばよかったと思うことがないようにしてる。取り返しのつかない時間をすごしてはいけないから自分なりに考えてプランを組んでいる。もともと、そういうのを考えている時間が楽しいんだけどね。

若い選手をみていると、ハングリーさが足りないよね。
海外では1年どころか半年で入れ替わるから、自分のポジションをどう守るかということで、練習中から誰もがギラギラしている。
海外だったら、自然とギラギラせざるを得ない環境。


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
Number 778 カズに学べ Take it ez !/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる