"SO" Peter Gabriel ピーター・ガブリエル

ライナーノーツに面白いピーター・ガブリエル1950年2月13日生・本人のコメントがあります。
もともと私がピーター・ガブリエルに興味を具体的に持ったのは、Don't Give Upです。
そしてGenesisジェネシスのボーカリスト、フィル・コリンズの先代の初代ボーカリストであったということ。そこからピーター・ガブリエルをご存知の方もとても多いかと思います。
このアルバムSOは1986年の作品です。全英1位・全米2位
20年以上も前の作品だというのに、あまり曲の古さを感じさせない。すばらしいアルバムです。
以下はピーター・ガブリエルのコメントです。

「SO」という必要最小限のタイトルだ。見栄えもいい。このアルバム事態、遊びの要素を大切にしたつもりで、僕個人も充分楽しんで作ったものだ。

レッドレイン
人間が本来持っている抑制された感情のことを歌ったものだ。
ここでは<赤い雨>と表現されている。それが、身体にまとわりついて離れない・・・。
夢の中のイメージとして書いたものだが、もともと、フィルムのしなりをとしてあったものだ。
ブラジルっぽいリズムを想定したけれども、手を加えているうちに、やっぱり、英語のリズムになってしまった。

スレッジハンマー
60年代のソウル・ミュージックには大きな影響を受けていた。
その観点からアルバムを作りたいと思っているが、とりあえず1曲作ってみたんだ。
セクシャルな風刺をテーマにしたが、ぼくは田舎の農家で育ったもので、農業用語みたいな言葉が詞を掘り下げていく中で出てきてしまうんだ。

ドント・ギブ・アップ
ケイト・ブッシュの声が本当に好きなんだ。
この詞は、ドロシー・ラングの<In This Proud Land>と題された写真と、イギリスのテレビで目下話題となっている失業中の若者たちを扱ったニュース番組との2つから生まれた詞なんだ。
いままでに書いた曲の中で最もカントリー・ゴスペルっぽい作品じゃないかな
※リチャード・ティーのすばらしいピアノが曲を盛り立ててくれる

ザット・ヴォイス・アゲイン
一種のラブ・ソングだ。愛に対する1つの判定って感じだ。書いているうちに「Last Temptation Of Christ」って映画に使用したいと思ったが、結局、映画がおくら入りになってしまった。そのせいか、聖書っぽい詞だね。

イン・ユア・アイズ
アフリカン・タッチのリズムに、アフリカン・タッチの詞。アフリカのラブ・ソングというのは実に不明瞭だ。
宗教的な人間が聴くと、神の愛の歌に聴こえ、一般的には単なるロマンスと聴こえる。
僕は、そんなどっちにもとれるような詞を書きたかったんだ。
※Youssou N'courの、曲仲裁後のボーカルは絶品だ。

マーシー・ストリート
劇作家に、アン・セクストンという人物がいる。彼女に刺激されて作った曲だ。
彼女の劇の1つに、教会のセットで延々と語り続けるというのがあってね、すごく感動したんだ。
あの劇の中に僕自身テーマをおいて、感じたいくつかの要素を加えてできたのがこの詞なんだ。

ビッグ・タイム
ちいさなものが、大きな成功に取り付かれている妄想みたいなものを扱った詞。
とるにたらない奴が、大きな町に出た途端、いままで自分のいたところに対してデカイ面をするようになり、まるで、奴自身がその大きな町であるかのように振る舞うんだ

ウィ・ドゥ・ホワット・ウィアー・トールド
1つの真実。1つの夢・・・。スタンリー・マイルグラムのために書かれた曲だ。
彼は「人間たちは征服を信用し尊敬する」という定義を研究していた博士である。
思うに、人は、人が悪いことをしたからといって裁く権利があるのだろうか?
人は自分自身のモラルで物事を判断するというより、取り巻く環境やまわりの人々からの影響に流されやすいってことじゃないのかな?
博士もそう思ってるんじゃないかな?

いまでも、リズム、ってものについて勉強を重ねている
(マーシー・ストリートのみ、パーカッション部分をリオ・デジャネイロで録音するという凝りよう)

オーバー・ダブは、リズムとビートの殿堂、パワー・ステーションで行われている。
そして細かい配慮として、この作品の12弦ギターの扱いにある。ガブリエルいわく、バーズみたいな感じを出したかったようだ
(ザット・ヴォイス・アゲイン」と「イン・ユア・アイズ」を除く)

So
画像
1. Red Rain
2. Sledgehammer
3. Don't Give Up
4. That Voice Again
5. In Your Eyes
6. Mercy Street
7. Big Time
8. We Do What We're Told (Milgram's 37)
9. This Is the Picture (Excellent Birds)


So

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