熟読アラーキー「愛はディック・ミネ」実をいうと私は、写真を信じています 荒木経惟著

「実をいうと私は、写真を信じています」荒木経惟 アラーキー
http://take-it-ez.at.webry.info/201002/article_7.html
熟読してまいりましたが、2/14によみ終えてしました。よみすすめていくうちに、終わらないでくれ・・・そんな複雑な想いが胸をうちました。
すばらしい、感性でございます。先生!
まずは、入院中の奥様陽子様の遺稿「ヒマワリのぬくもり」エッセイの中から紹介です
「夫はこんな私を慰めるために、いつも大ぶりなイキイキした花束を抱えてやってきた。一抱えもあるような背の高いヒマワリは見事だった。夫の去った後、鮮やかな黄色の炎のようなヒマワリを見ていると、確かにそこには夫の姿やぬくもりやに匂いが感じられ、私はいつまでも見つめ続けていた。人の思いというのは存在する、本当に存在して、疲れた者の体と心を癒してくれるんだ、と私はこのときいやというほど感じ入った。涙がボロボロ流れ出してなかなか止まらなかった」
ディック・ミネ大全集
テイチク
2007-06-10
ディック・ミネ

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歌謡曲以外ののディッ ...
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俺はチロちゃんに俺の最期を看取って欲しいと思っているの。もう、自分で葬式を出すのはやだもんな。
チロがきてから確かに生活は変わったね。まず、外国のロケにはほとんど出なくなった。だいたい3日家を空けたら、靴の中にオシッコはするし、ふとんの上にウンコはするし、もう大変。だから必然的に家に帰る生活になるね。
でも、拘束はなくちゃいけません。あったほうが絶対面白い。だから人間は、無意識的に束縛されたいの。だから、結婚とか恋愛をするんじゃない?ペットを飼っている人は、人間は拘束されないと寂しいということを知っているんだよ。それが、ひとによっては子どもだったり、妻だったりするわけだけど、要は束縛の快感ですよ。SMですよ。チロちゃんと暮らしていると、そういう素朴な真実にハタと気づかされるのがたまんなくおもしろいね。

荒木経惟 実をいうと私は、写真を信じています (人生のエッセイ)
日本図書センター
荒木 経惟

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こいうのは不思議なもんで、一番あげたいとか、見せたいと思うときに、相手は死んじゃってるんだよね。これはたらないよ。一番彼女にみせたかったのに、いないんだもの。そういうもんなんだよね、愛って。愛は愛を実感させない。実感というか、現実にさせないんだ。愛は形にならないね、気持だけ、それだけですよ。
通じてる?通じたかなあ。オレは、通じたはずだって思いたいけどね。でもさ、どっちも生きてるとしたって、それでもやっぱり、愛ってわからないでしょ。分かっているはずだ、という思いぐらいでしょ。こっちの愛し心というか、気持が、そういうふうに相手を想うことの濃度のようなもんだからね。コレッて見せられない。何が愛っていったって、わかんないよね。ムズカシイよね。「愛はディック・ミネ」。

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