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zoom RSS フィッシュストーリー 伊坂幸太郎著 新潮文庫

<<   作成日時 : 2011/05/24 07:39   >>

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動物園のエンジン
サクリファイス
フィッシュストーリー
ポテチ
の短編小説で構成されている文庫本です。もともと伊坂幸太郎さんは映画の原作者ということからこの本を手に取ったのですが、まさかひとつの短編小説が映画化されていたとは思いませんでした。
映画「フィッシュストーリー」の完成度が高かったものですから・・・すごく期待をして読んでいました。この4つの短編小説がくみあわさって最終的に映画「フィッシュストーリー」となるのかと思いながら読みすすめていて、最後はどんなまとめ方がされるのだろうかとワクワクしてたのですが、そうではないんですね。
http://take-it-ez.at.webry.info/201105/article_5.html

フィッシュストーリー
・二十年前   小説と曲の話 出会い
・現在    ハイジャック
・三十数年前    バンドマンの苦悩 小説 曲の誕生
・十年後    ヒーロー
といった4つの時代設定から構成されています

中島敦の"弟子"という小説
大きな疑問がある。邪が栄えて、正が虐げられるというありきたりの事実だ。悪は報いを受けるというが、それは人間がいつかは破滅するという一般的な場合の一例に過ぎないのではないか。善人が勝利を得た、という例は、最近ほとんど聞かないじゃないか。
その小説の舞台は、孔子の時代。そんな昔から"どうして悪が栄え、正義が虐げられるのか"なんて嘆かれているなんて、ぞっとしませんか。正義は昔から、叶わなかったんですよ。これってすごく馬鹿馬鹿しいし、悔しいですよね。

普通は、正義の味方というと、弁護士とか警官とか消防士とか、そういった職業を思いつくものでしょうが、父は違ったんですよ。

父がいうには、大事なのは、職業や肩書きではなくて、準備だ、ということ
強い肉体と、動じない心。それを身につける準備こそが必要だ

だいたい正義って何のことかわかりません。あっちの正義がこっちでは悪ってことも多いですしね。争いは全部、正義のために起こるんですよ。

肉体を鍛えて、自信を持つのは心地良くて。それは確かなんですよ。

禅修業。穏やかにたゆたう川の流れのような、淀みもしなければ、暴れもしない、そういった心を得るために

正義、という言葉は危険ですしね。

正義の味方は職業や肩書きではない

人生の充実ですよ

ハイジャック犯が計画を立てるずっと前から、瀬川さんの準備はできていたのだ。


僕の解説が魚だとしたら 佳多山大地

伊坂幸太郎小説の世界はどれも単独で楽しめ、作品間で関係したところがあるのも嬉しい擽りになっている。
「動物園のエンジン」の語り手の「私」は"オーデュポンの祈り"二搭乗するコンビに強盗半の伊藤と大学の同窓生であり、「フィッシュストーリー」でロックバンドが敬愛するジャック・クリスピンの言葉を「グラスホッパー」に搭乗する殺し屋のパートナー、岩西はことあるごとに引用する。「サクリファイス」と「ポテチ」で活躍する空き巣兼私立探偵の黒澤は「ラッシュライフ」でも主役級の人物であり、「重力ピエロ」のなかでもしっかり脇を固めていた。

「ポテチ」ではポテトチップスの塩味とコンソメ味の取り違えが今村と尾崎という赤ん坊の取り違えの複線として効果的に決まっている。





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「フィッシュストーリー」伊坂幸太郎
伊坂幸太郎の短編集、「フィッシュストーリー」を読んだ。    【送料無料】フィッシュストーリー価格:540円(税込、送料別) 以下の4つの短編で構成されている。 私はすでに「ラッシュライフ」や「アヒルと鴨のコインロッカー」を読んでいた。 なので伊坂の世界にす… ...続きを見る
りゅうちゃん別館
2011/06/17 17:53

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